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弁護団事務局
私達、東芝事件株主弁護団は、2015年に起こった東芝の粉飾決算事件により被害を受けた株主の被害の回復を目指して結成されました。
私たちの弁護団方針は,
「東芝が再生するためには,株主に礼を尽くして,つぐないをしなければならない。
私たち株主が被害の回復を受けることによって,本当の意味での東芝の再生が始まるのだ。」
というものです。
東芝の粉飾決算事件は、我が国の証券取引の歴史に悪い意味で残る大事件です。
粉飾決算に関与した会社幹部は、厳しい批判を受けるべきです。
けじめはつけなければなりません。
ただ、私達株主は、被害者ではありますが、このまま東芝がつぶれてしまうようなことは望んでいません。
なぜならば、私達は、もともと東芝が好きだったからです。
今でも私達は、本来の東芝のことが好きなのです。
ですから、私達は、むしろ、本当の意味で、東芝が再生を果たすことを期待しているのです。
本当の意味で再生を果たすには、まず、第一歩として、株主に、
ご迷惑をかけたつぐないをしなければなりません。
株主の損害を賠償しなければなりません。
株主に対するつぐないを全て果たした時、はじめて、
東芝は本当の意味での再生の第一歩を踏み出すことができるのです。
ですので、私達株主が、つぐないをさせてあげることは、
東芝が再生の第一歩を踏み出す助けになるのです。