平成29年9月8日午後1時30分から大阪地裁での裁判期日がありました。
今回は、弁護団から、東芝の有価証券報告書に虚偽の記載があったという事実の補強的な主張として、(訂正前の)有価証券報告書に当期利益、純資産額などの数字に虚偽があったということについての具体的な事実を主張しました。
有価証券報告書に記載されている当期利益、純資産額などの数字の、どこに間違いがあり、その間違いは、どういう理由で発生したのか、どういう手法で不正会計がなされたのか、ということを具体的に主張しました。
基本的には、東芝が不正会計の後に公表した「第三者委員会」の調査報告書をベースとした主張です。
これに対して、次回には、東芝の元役員らの側からの反論がなされるものと思われます。
次回以降の裁判期日
大阪地方裁判所
平成29年12月8日 午後1時30分
平成30年3月2日 午後1時30分