日別アーカイブ: 2016年9月17日

平成28年9月13日 東京訴訟に出廷しました。

平成28年9月13日 午前11時からの東京訴訟の裁判期日に出廷しました。

今回は、東芝、および、元役員から、有価証券報告書の虚偽記載に関しての、ある程度まとまった反論がされました。

弁護団としては、次回の期日において、しっかりとした反論をしていきたいと考えています。

次回の東京訴訟の日程は、11月8日 午前11時からとなっています。

平成28年9月7日 大阪訴訟の裁判期日に出廷しました。

弁護団は、平成28年9月7日午後1時15分の、大阪での集団訴訟の裁判期日に出廷しました。

この期日では、東芝、および、元役員から、ある程度、まとまった反論がなされました。

次回の期日では、弁護団が、これに対して、詳しい反論をする予定となっています。

次回の大阪訴訟は、10月28日午前11時の予定です。

よろしくお願いします。

「東芝、新日本監査法人を提訴せず 不正会計問題で」とのニュース解説

東芝が新日本監査法人を提訴しないことにした、というニュース報道がされています。

東芝は、今年の7月ころに、個人株主から
「東芝の不正会計事件の監査が不十分だったために、今回の不正会計事件が発生したのだから、当時の監査法人に、不正会計事件の損害賠償を請求しろ」
という提訴請求通知を受けていました。

この提訴請求通知を受けると、会社法では、60日以内に、
請求通りに提訴するか
提訴しないか
を決定しないといけなくなります。

ですので、今回の報道は、東芝は監査法人を提訴しない、という選択をしました、ということを公表したということです。

なお、今回の東芝の公表資料はこちらから確認できます。

東芝自身の公表資料によれば、
「本件は当社の元経営トップらの関与等に基づき不適切会計が行われたものであり、本件不適切会計処理の一時的責任は当社にあることは否定できません」と言っています。

なるほど、東芝としては、不正会計の責任が自社にあることを、公の場で認めたのですから、今回の訴訟でも、きちんと自社の責任を認めてほしいものです。

東芝のような、立派な会社が、まさか、マスコミの前では自社の責任を認めるが、裁判の場では責任を認めない、というような、
二枚舌
のような対応は、なさらないものと期待しています。

今回、「東芝が監査法人を訴えない」という報道により、東芝が、不正会計の責任は自社にある、というコメントを引き出すことができたことは、集団訴訟の原告にとっては、有利な展開になったと考えています。