日別アーカイブ: 2015年11月26日

NHKなど「旧ライブドア経営陣に賠償命令」ニュース解説

平成27年11月25日に、NHKニュースなどで、下記のニュースが報道されました。

「旧ライブドアの粉飾決算事件で、株価が下落し損害を受けたとして、株主だった男性が堀江貴文元社長ら当時の経営陣に賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所はおよそ9200万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。」

これは、2006年(平成18年)に発覚した、ライブドアの粉飾決算により株価が下落したことによる、株主の損害が認められたという事件です。

ライブドア粉飾事件の場合には、史上最大の3300人の原告の集団訴訟がおこなわれました。
この裁判は、地方裁判所、高等裁判所、最高裁判所、と進み、2012年(平成24年)に、最高裁判所で、決着しています。
このときには、下落した株価の、ほぼ全額を賠償せよ、ということになりました。

ですので、賠償請求が認められたこと自体は、さほど不思議ではないのです。

粉飾決算があった場合には、株主からの賠償請求が認められるのは常識になりつつある、ということでしょう。

今回、集団訴訟とは別に、株主が訴訟を起こしていたようですが、なんで、集団訴訟から3年遅れて、しかも、なぜ、まだ東京地裁の段階なのか?は疑問です。

他の集団訴訟は、すでに、最高裁判所で、3年前に判決まで出ているわけですから。

なにか、特別な事情でもあったのでしょうか?

ニュース報道をみるかぎりは、特別な事情がわからないので、その点が疑問としては残ります。